トピックス-茶業会議所広報
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第79号

平成23年10月31日発行

【平成22年度 事業報告(経過報告)】
 茶業会議所が行う各種事業の費用は皆様が負担されている茶業振興費で賄われています。
  新会頭に榛村純一氏を選出
  みどりのおもてなし静岡八十八夜キャンペーン
  新茶贈呈式
  母の日新茶キャンペーン
  東名高速道路でのPR
  静岡茶の安全をPR
  静岡茶放射能被害対策委員会
  賞味期限調査
  平成23年度杉山賞の表彰
  平成23年度茶業功績者表彰

【平成22年度 決算】
  茶業振興費はこのように使われました
  平成22年度 事業報告

【平成23年度予算・事業計画】
  平成23年度 茶業振興費
  平成23年度 予算の概要
  平成23年度 事業の内容



新会頭に榛村純一氏を選出
平成23年7月より、役員任期満了に伴い、新役員の中から元掛川市長の榛村純一氏が新会頭 に選出された。副会頭には、静岡県茶商工業協同組合理事長齋藤松太郎氏と静岡県経済農協協 同組合連合会経営管理委員会会長大石眞吾氏が就任し、専務理事には、中田義廣氏に決まり、 前会頭の柳澤伯夫氏は、顧問に就いた。
 榛村新会頭は、就任にあたり「茶業振興の新しい方向性を出したい」と延べ、本県茶業の革 新を目指す意気込みを示し、茶業振興理念と共有目標の設定を提案され、10月7日(金)に開 催された理事会において承認されました。
 お茶の入れ方の多様化・本質化と概念を整理、人づくりや国づくりのための緑茶として
 ①和産和消・和食路線
   「お米100キロ、お茶2キロ、お魚60キロ」のスローガンを普及させる。
 ②文化・美学路線
   茶の文化、茶道、茶器、和菓子等の茶の文化運動を盛り上げる。
 ③機能・効能路線
   学術研究成果をわかりやすくキーワードにシンクタンク化
   具体的には、1日6グラム、年間2,190グラム消費する「緑茶人間」を普及させ、
   県内の茶のテーマパーク等も参加して、お茶の文化運動を盛り上げ、健康長寿を
   PR、お茶による予防医学を提唱する。
   さらに、広がりのある運動をするために、ただ売るのではなく、お茶を飲むこと
   による人間づくりのお茶として
 ④エコ・倫理路線
   エシカル(倫理的)商品の時代に対応するとともに、若者、女性にPR
 ⑤食育、撫育、徳育路線
   徳育とは、限りなくやさしく、心をこめて、美しく、食事をする、愛撫すること
 茶業会議所では、以上の5つの路線を、実現すべく、事業を実施していきます。

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みどりのおもてなし静岡八十八夜キャンペーン
 平成23年5月2日(月)~3日(火)静岡市JR静岡駅北口地下広場において、県内産の新茶の魅力をPRし、消 費拡大を図る「みどりのおもてなし静岡新茶キャンペーン」を実施した。
 手もみ茶の実演や新茶の試飲サービス、メッセージを添えて新茶を手軽に発送できる「新茶郵便」のPRコーナー と新茶郵便ポストを設け、親戚や友人に新茶を送る方が多くいた。

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新茶贈呈式
 新茶シーズンの到来を盛り上げようと、本会では、平成23年5月2日(月)県知事への新茶贈呈式を富士山静岡空 港で開き県内茶産地12カ所の茶娘が摘みたての各地自慢の新茶を知事へ手渡した。
 

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母の日新茶キャンペーン
 静岡茶を販売する主要消費地の茶専門店の販売促進活動を支援し、その営業活動の活性化を図るため、東京都茶業青年 団と協働で、平成23年5月8日(日)の母の日に「静岡八十八夜新茶」のPRを「アクアシティーお台場」にて実施した。
 

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東名高速道路でのPR
 平成23年5月13日(金)~14日(土)東名高速道路富士川サービスエリアにて「新茶」の呈茶を実施した。新茶の もてなしを受けた利用客は、ふくよかな香りに表情をゆるめ「新茶」を楽しんだ。

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静岡茶の安全をPR
 暫定規制値を上回る放射性物質が検出されたことに伴う、「風評被害」などにより、静岡茶がこれまでに経験した ことのないリスクを生じているが、平成23年9月4日(日)東京品川プリンスホテルアネックスタワーにおいて、「第 14回静岡県地酒まつり」が開催され、静岡県地酒組合より出展ブースをお借りし、参加者1,000人に対して静岡茶が安 全・安心であることをPRした。
 また、平成23年10月21日(金)東京のホテルグランドパレスにおいて、新しいブランドや緑茶の機能性など「静岡茶」 の新たな魅力を紹介する「ふじのくに静岡茶魅力紹介フォーラム」を開催し、静岡茶が安全・安心であることをPRした。

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静岡茶放射能被害対策委員会
 静岡市内の一部産地の茶葉から、食品衛生法上の暫定 規制値を上回る放射性物質が検出されたことに伴い、「静 岡茶の買い控え」「イメージダウン」及び「風評被害」 などにより、「静岡茶」がこれまでに経験したことのな いリスクを生じ、今後生産・流通及び消費面がどのよう に展開するのか予測できない状況にあり、茶業関係者、 消費者に大きな不安を与えている。
 このため、静岡県内の関係機関と連携し、放射能や法 律などの専門家の協力を得て、本件の被害の原因者でも ある東京電力や国に対して「損害賠償請求」の交渉をす るとともに「風評被害の拡大防止」「静岡茶への信頼回 復」等の対策を検討するため、茶業会議所に放射線や茶 栽培の専門家、県、市の担当者、茶業者ら委員15人で構 成静岡茶放射能被害対策委員会を設置し、静岡茶全体の ブランドイメージが傷つく中、信頼回復に向けた総合的 な対策に取り組むことになり、第1回が平成23年7月7 日(木)、第2回が平成23年9月7日に開かれた。

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賞味期限調査
 本会では、緑茶の賞味期限についての目安となるデータ を得るため「賞味期限調査」を実施しています。大海で保 存した荒茶や窒素充填していない個包装袋の仕上げ茶な どを3年間に亘り色や香り味などの変化をデータ収集し ています。このほど、平成23年6月9日(木)茶業会館に おいて3年経過したお茶について官能審査会を実施した。

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平成23年度杉山賞の表彰
 杉山彦三郎翁顕彰会は、平成23年5月2日(月)駿府 公園マロニエ広場において、慰霊式と功績者の表彰を行 いました。杉山賞の受賞者は次のとおりです。
・茶品種改良普及功績賞
 山口 聰(63)
・茶業振興功労賞
 近藤基裕(62)
 渡辺栄一(64)
 諸田克治(67)

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平成23年度 茶業功績者表彰
 平成23年度茶業功績者表彰が、平成23年6月28日(水) 茶業会議所通常総会の席上行われました。
 高柳虎夫(64)
 木村三郎(67)
 森谷冨士男(75)

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平成22年度決算 茶業振興費はこのように使われました。

 平成23年6月28日(火)茶業会館において通常総会が開催され、次のとおり承認されました。
 皆様のご協力によって納入された、平成22年度茶業振興費総額1億4,727万9,571円 各事業を通して有効に使われました。


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平成22年度 事業報告

1.明日のしずおか茶育成事業
(1)しずおか茶安心づくり事業
 ア.T-GMP(仕上茶の製造工程管理)・T-GAP(茶の生産工程管理)の構築・普及・推進
 ISOやHACCP等の基準項目を調査し、T-GMPのチ ェック項目の検討整理を行い「T-GMP総合案内」「チェック シート」「啓発チラシ」を作成した。
 T-GAPの制度の信頼性を高めるため、平成21年度に作成 した総合案内及びチェックシートについての改訂作業を行う とともに、T-GAP評価員を通じて申請があった200の荒茶工 場について、1級3工場、3級197工場の承認を行った。

 イ.静岡茶衛生管理者の養成とサポート研修
 茶の製造等に携わる者を対象に、茶の衛生管理に関する一 定の知識と指導力を持った人材を育成するため、静岡茶衛生 管理者養成講座を4日間開催し、88名が受講、86名が認定試 験に合格した。また、静岡茶衛生管理者第1期生を対象に、 2期生から導入したカリキュラム「微生物・農薬の基礎知識」 の講座についてサポート研修を実施した。

 ウ.MA2Cシステム(農薬使用履歴の登録)の試行と運用
 もっと(M)安全(A)安心(A)クリーン(C)な静岡 茶の生産を進めるため、生産者のトレーサビリティーのうち 農薬使用履歴をホストコンピュータに登録し、迅速に開示で きるシステムを運用するため、平成22年4月より、(株)農 協電算センターにサーバーを設置するとともに、システムの 説明会を県内生産管理システム導入荒茶工場及び県内茶商等 を対象に開催した。

(2)しずおか茶ファン創出事業
 ア.県内で開催される大規模イベント、全国会議、コンベンション等での静岡茶の
   呈茶サービス
平成22年度県内各地で開催された大規模イベント、全国会 議、コンベンションなどにおいて、おいしい静岡茶の呈茶サ ービスとPRを実施した。

 イ.静岡茶の情報発信
 新茶シーズンの到来を盛り上げようと、平成22年5月、県 知事へ新茶贈呈式を県庁内で開き、県内茶産地11市町の茶娘 が自慢の新茶を知事へ手渡した。この後、県内大学の留学生 を交え、日本茶インストラクターから日本茶の歴史や新茶の 美味しい入れ方などを教わりながら、静岡茶等についての意 見交換を行った。
 静岡茶の販路拡張・消費拡大を目的に「富士山静岡空港」 開港1周年も兼ねて、本県から就航する北海道と石川県へ本 県産の新茶を届けた。また、秋の需要期に、新たな静岡茶の 販路開拓を目的に、沖縄県へ熟成茶を届けた。
 新茶シーズンの到来を実感してもらうとともに、静岡新茶 の魅力を消費者へ発信するため「みどりのおもてなし静岡新 茶キャンペーン」や東名SAにおいて、新茶・冷茶のPRを 実施した。
 静岡のお茶の魅力をもっと発信するため、静岡茶を使った 「お茶スイーツ」を紹介する冊子を作成・配布するとともに、 お茶スィーツを展示紹介し、静岡茶とお茶スィーツの相性と 魅力を体感してもらうイベント「静岡茶&Sweetsマルシェ」 を開催するとともに、このイベントにあわせグリーンティー ツーリズムを行う。
 消費者やメディアに対し、八十八夜の頃の静岡茶は香りが 高く、風味豊かで美味しいことを発信し、定着させるキャン ペーン用のグッズを作成した。

 ウ. 静岡茶PR用DVD・パンフレットの作成、小学生向け「出前授業」の開催
 海外に向けて静岡茶を紹介するため、4カ国語(中国・韓国・ 台湾・英語)のDVD(外国語版)を作成し、10月に開催さ れた「世界お茶まつり」や富士山静岡空港において配布した。  本県茶業を紹介する冊子「お茶のしずおか」を作成し、県 内外の茶業関係者等へ配布した。
 静岡県内の小学校3~6年生を対象に、お茶の入れ方の体 験的なことに加え、「茶の歴史」「茶の種類」「茶の効能」な どを紹介する座学的な面を加え充実した形で、県下24校で出 前授業を実施した。また、小学生高学年用に、緑茶に関する 歴史、産地、製造、効能、入れ方等に関する出前講座用のテ キストを作成した。
 世界お茶まつり開催期間中、県下小学4年生~6年生を対 象に「T-1グランプリ世界お茶まつり大会」を開催した。

 エ.手もみ製茶技術の保存・伝承及び献上茶の謹製
 菊川市において開催された「献上茶謹製事業記念式典」におい て、県内手もみ8流派が集まり、最高級の手揉茶を作り上げ、製 造された手揉茶は宮内庁を訪問し、皇室へ献上した。また、会員 の資質向上を目指すため、後継者育成のための技術講習会・技 術研修会及び技術競技大会等を開催や。蒸し葉の保管管理のた め、最近注目されているCAS冷凍での試験及び審査を行った。

(3)しずおか茶販路開拓事業
 ア.他県における静岡茶PR協力店づくり
 静岡茶を販売する主要消費地の茶専門店の販売促進活動を 支援し、その営業活動の活性化を図るため、専門店の意見を 最大限取り入れ、美人画で有名な、鶴田一郎画「美人画のれ ん」、「美人画ポスター2種」「急須ディスプレイ」の販売促 進物を制作し、茶専門店に配布した。

 イ.緑茶消費の少ない地域での静岡茶普及
 東日本大震災において甚大な被害に遭った被災者に対して、 急須が不要でお湯(水)さえあれば喫茶できる静岡茶のティ ーバッグを作製し、宮城県茶商組合の協力を得て提供をした。

 ウ.茶の効能・機能性に関するPR及び研究への参画
 一般消費者を対象にした茶の効能に関するシンポジムを静 岡市と名古屋市で開催した。また、掛川市立病院及び静岡県 立大学が取り組む緑茶カテキンのインフルエンザ予防のため の茶うがい効果の試験研究に参画した。

2.委員会等開催
 財務委員会・事業委員会及び団体長会議・事務連絡会等を開 催し、諸振興策を検討するとともに団体間の連絡調整を図った。

3.広報・情報収集、発信事業
県内茶業者へ、本会事業を告知するための広報誌を発行する。

4.茶業振興対策事業
 県内各地で開催される各種茶業大会・品評会・共進会等へ の表彰状(副賞)交付や杉山彦三郎翁顕彰会への助成、献上 茶謹製事業への助成、茶業功績者表彰等を行なった。

5.管理費
 茶業会議所の事務運営管理等

6.負担金
 日本茶業中央会など関連団体の会費として負担

7.特別会計繰入
 茶業会館等の維持・管理を図るための資金等へ

8.会員団体事業費
 会員である県経済連及び県茶商が実施する生産改善及び消 費拡大のための事業経費を支出した。

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平成23年度 茶業振興費
 平成23年度の茶業振興費は、従価制とし、賦課基準などは、従来どおりです。  茶業会議所・会員及び茶業会議所が徴収を委託した㈱静岡茶市場が徴収いたしますので、ご 協力をお願い申し上げます。

 (1) 生産割  売り手(生産者)が負担し、徴収者に預ける。
    粉引後の荒茶取引額(荒茶受渡数量×単価-粉引額)×0.1%

 (2) 宣伝割  売り手(生産者)、買い手がそれぞれ負担し、徴収者に預ける。
    売り手負担分:粉引後の荒茶取引額(荒茶受渡数量×単価-粉引額)×0.18%
    買い手負担分:粉引後の荒茶取引額(荒茶受渡数量×単価-粉引額)×0.18%

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平成23年度 予算の概要
 平成23年度の茶業会議所一般会計予算額は、茶業振興費や県補助金などを合わせ
1億54,480 千円となります。


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平成23年度 事業の内容

1.明日のしずおか茶育成事業
(1)しずおか茶安心づくり事業
 ア.T-GAP、T-GMPの推進
 T-GMPの普及・推進を図るため、茶商を対象とした説明 会を開催する。T-GMPの推進体制について協議検討する。
 T-GAPの承認が上申された荒茶工場について、承認委員 会で承認の妥当性を審査する。承認された荒茶工場に承認書 を発行する。T-GAP承認された荒茶工場や、T-GAP制度を PRするため、茶業会議所のホームページで広報する。
 荒茶を取り扱う茶商等へT-GAPのPRを行い、T-GAP承 認荒茶工場と非承認荒茶工場との差別化を要請する。
 GAPに関する情報収集を行うとともに、今後の推進体制や 運営等について検討協議するT-GAP推進協議会を開催する。

 イ.静岡茶衛生管理者の育成
(ア) 静岡茶衛生管理者養成講座の開催
  茶製造に関する一定の知識を、茶製造者や従業員に理解実行させるため、
  法規や茶製造に関する衛生管理等のカリキュラムで養成講習会を開催し、
  受講者を対象に「静岡茶衛生管理者」の資格を与える認定試験を実施する。
(イ) 認定委員会の開催
  養成講座のカリキュラム、認定試験の検討、試験結果に基づき合格者検討
  等を行う。
(ウ) 受講者の募集
  生産者、茶商等、茶の製造の関係に携わる者を対象に募集を行う。
(エ) 第2期生の登録更新
  平成24年3月末を以って、有効期限の切れる第2期生に対し、更新手続き
  を行う。また、新しい登録証を交付する。

 ウ.MA2C(農薬使用履歴)生産履歴管理システムの運用・普及
 もっと(M)安全(A)安心(A)クリーン(C)な静岡 茶生産を進めるため、生産者のトレーサビリティーのうち農 薬使用履歴をホストコンピュータに登録し、迅速に開示でき るシステムを運用するため、本システムへの生産者・商工業 者へ参加を促す。

(2) しずおか茶ファン創出事業
 ア.出前講座等による小学校の学習支援
 地場産業に対する理解を深めてもらうことと将来の緑茶フ ァンを獲得することを目的として、静岡県内の小学校4~6 年生を対象にしたお茶授業の出前講座を開催する。
 お茶の講座はこれまでも開催してきたが、お茶の入れ方の 体験的なことに加え、「茶の歴史」「茶の種類」「茶の効能」 などを紹介する座学的な面を加え充実した形で行う。
 また6月に三島市で開催される「第6回食育推進全国大会」 に出展する。

 イ.静岡茶の魅力の発信
 静岡茶の産地等を紹介するパンフレットの作成及びJR静 岡駅、東名富士川SAにおいて、新茶の呈茶等を行う。

 ウ.静岡茶風評被害対策
 消費者を対象とした静岡茶の魅力を発信するセミナーの開 催やメディアを活用した情報発信等を行う。
 県酒造組合が開催する「静岡県地酒まつり」に出展して、 東京等においてPRを図る。

 エ.県内で開催される大規模イベント及び全国会議での呈茶
 大規模イベントや全国会議のため本県へ来静した方々へ呈 茶し、静岡茶ファン拡大を図る。

 オ.静岡茶を用いたスイーツ料理等コンテスト
 緑茶と相性がいいスイーツ、緑茶関連商品の展示会開催等 によるPR、各種商品を一堂に集めての展示会(人気投票等 実施)を開催するとともに、静岡茶を使用した菓子・料理等 のコンテストを開催するとともに、展示会等で入賞作品の紹 介・販売も併せて行う。
 静岡茶を用いた料理等コンテストに関連して、県外消費 者を対象に茶を用いた食品が味わえる体験施設及び上記展示 会を巡るツーリズムを実施する。

(3)しずおか茶販路開拓事業
 ア.他県における静岡茶PR
 静岡茶を販売する主要消費地の茶専門店の販売促進活動を 支援し、その営業活動の活性化を図る。
 主要消費地の茶専門店と協働で、母の日に「静岡八十八夜 新茶」のPRを行う。

 イ.緑茶消費の少ない地域での静岡茶普及
 静岡茶の普及のため、特に茶の消費量が少ない地域の消費 者を対象に、地元茶商組合等と連携し、消費者を対象とした 静岡茶のPRイベントを行う。

 ウ.茶の効能や効能活用商品等の普及
 茶効能や機能に関する情報発信をするため、消費者を対象 とするシンポジウム・講演会を県内外で開催する。
 緑茶うがいのインフルエンザ予防効果を立証するため、高 校生を対象にランダム化比較試験を実施する。

2.委員会等開催費
 財務委員会・事業委員会及び団体長会議・事務連絡会等を開 催し、諸振興策を検討するとともに団体間の連絡調整を図る。

3.広報・情報収集、発信事業
 県内茶業者へ、本会事業を告知するための広報誌を発行する。

4.茶業振興対策事業
 県内各地で開催される各種茶業大会・品評会・共進会等へ の表彰状(副賞)交付や杉山彦三郎翁顕彰会への助成、献上 茶謹製事業への助成、茶業功績者表彰等を行う。

5.会員団体事業費
 県経済連及び県茶商が実施する生産改善及び消費拡大のた めの事業経費を支出する。

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